遊びながら学べるすごろく手ぬぐいデザイン

沖縄の豚と豚食の文化や歴史についてを、遊びながら学べるすごろく手ぬぐいをデザインしました。

豚との関わり方や食べ方を沖縄本島北部・与那国島・石垣島・宮古島に行き、リサーチしてきた満名さん。その情報を元にすごろくのマスが出来ていきました。

ネーミングもわかりやすく

『みんなであそぶウチナーウヮー(沖縄の豚)すごろく』という名前です🐽

昔の暮らしを伝えている正敏さんにも、監修してもらいました。

読み進めると昔の豚との暮らしとかが見えてきて楽しいすごろくになってます〜。

ウチナーウヮーすごろくなので、マス目をワーフルにして、見て楽しめる要素も入れました。

1950年〜1960年の沖縄は豚は人々の暮らしと繋がっていて、豚食、ワークルシー(民間でのと畜)などがあったときは集落で分け合うことがあった話や、魔除けや厄祓いにも豚を使っていたり、豚のお世話が上手なお嫁さんは良い嫁と褒められたようで、豚のある暮らしでコミュニティや文化など繋がっていて、あの頃は貧しかったけど今より豊かだったと話してくれて、昔は自然と繋がっていて、その仕組みを理解しながらみんな生きていたんだろう。本当の豊かさについてを考えながら聞いてたよ。

豚食といっても美味しく食べれる三枚肉やあんだんすー、ラフテーなどの調理はもちろん、沖縄の亜熱帯気候で貴重な豚肉を保存するための手間をかけた技術や手技なども学び見れる美味しくて楽しい時間にも参加でき、豚ってほんとに、部位ごとにどんどん食べものに変化していくから、最後はテーブルに何もなかったことにすごいー!ってワクワクしたし、こういう技術や知恵も伝えていかないとなくなってしまう。与えられることに慣れてしまっているんだなぁって、カット肉が並ぶスーパーに行くたびに思い出したりしてます。

写真はワラクビチという昔ながらの豚肉を使った保存食で、他にもスーチーカーや油みそなどもその日はみんなで作りました。

ちなみにうちの息子は正敏さんは包丁さえあれば生きていけるすごい人だ!とノートに書いてました☺︎

家族揃って楽しく美味しく学べる時間をいつもありがとうございます〜

手ぬぐいをさっそく巻き巻き満名さん!

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