子ども達に楽しく地域を伝える紙芝居のデザイン
デコールのデザイナー南風亜矢子の産まれ育ったうるま市勝連の平敷屋(へしきや)
平敷屋にある宿&喫茶アガリメージョーの眞榮里さんが、そんな平敷屋の礎を作った『平敷屋朝敏』の存在を地元の子ども達に知ってもらいたいと、紙芝居で伝えていく為の活動を始めました。
僕らは、昨年の秋頃から詳しい方にお話を聞かせてもらう事から始め、紙芝居のイラストやデザインを担当させてもらいました。
凄い迫力!本格的な紙芝居で集まった子ども達はみんな見入ってました
特に平敷屋エイサーでよく知られているけど、平敷屋朝敏(ちょうびん)は知ってる?
以外と知らない子がほとんどでした
むかしむかし首里から平敷屋に辿り着いた朝敏が、あまり土地が豊かではなかった当時の平敷屋村の問題を次々に解決し、まちづくりに大きく関わったという話が残っています。
もし朝敏がいなければ、今の平敷屋はいったいどうなっていただろう?と言われるぐらい活躍した朝敏は、いろんな理由がありこれまで大きく持ち上げられる事はなかったそうです。
実際に今、平敷屋では少子化や若者の田舎離れで過疎化が不安視されていて、紙芝居をとおして自分の産まれ育った地域の成り立ちを知ることで、愛着を持ってもらったり、朝敏の活躍を自分の人生のヒントにしてもらいたいと眞榮里さんは考えているそうで、これから地元を中心にいろんな所で紙芝居を使って朝敏の事を伝えていくそうです。
デコールも活動を応援していきたいと思います。