デザイナー南風のコト。

どーも。
もう6月終わるー。
一年の半分終わるー。はやーい。
またすぐ年末なるんだろーなーと思ったので
毎日を大切にですね。本当に。
きょうは南風のデザイナーをめざしたきっかけを書こうと思います^^
長くなると思うので興味のある人だけ読んで下さい〜。
私がデザイナーという職業を志したのは人生で2回。
一度は進路を決める高校3年生のとき。
お洒落することが好きで好きで、服飾系のデザイン学校に
行きたかったんだけど、親に猛反対され断念。。
イラストを描くのが得意で好きだったのでCGデザインの意味も
理解していないまま専門学校へ入学。
学校時代にSHOP店員としてバイトして、サービス業の楽しさに夢中になって
学校へはあまり行かず熱心に働きまくる日々!!
そしてそのまま就職。←もう親からしたらバカ娘ですしムカつきますね。
(きっと学生時代の担任は私がデザイナーをやっているなんてビックリだと思います。わはは。)
その時に知り合った一つ下の女の子に働く楽しさとか
その子を観てるといろいろ勉強になって影響も受けてました。
仕事はすごいシビアで厳しくって、でも毎日自分も楽しんでてスタッフも楽しませて仕事をする。
そうすると周りにもどんどん人が集まってくるお店になって
更に仕事にいくのが楽しくなる。素敵な連鎖ですよねー。
今でもこの仕事に対するスタイルは私の基本となっています。
役職も任されるようになって、
ディスプレイ、商品発注、スタッフのシフト、担当店舗の売り上げ管理とか
お店のこといろいろ切磋琢磨して考えて日々奮闘してました。
そこから、制服をつけてみたかったという興味もあって
歯科アシスタントへ転身!
歯の知識を色々教えてもらって、全く分からない世界だったので
理事長に毎日厳しく指導されてました。笑。(20歳こえてるのに、げんこつもされてた。笑)
歯の治療は細かいことに気遣いも必要でしたし、
ドクターによって治療のしかたも違うこともあるので
どうしたら治療がスムーズに進むか考えながら働いてましたね〜。
結構デカイ歯科医院だったので、色んな人がいて楽しかった〜。
とまぁ、20代前半まではデザインのデの字も出てこない感じですね^^;
でも20代半ばを目の前にして自分はこのままでいいのか?何がしたいのか?を
考えたときやはり、ずっと大好きなイラストを描きたい!デザイナーとして働きたい!
と思いたち、Tシャツデザイン会社に就職しました。ここで二度目ですね。
でもそのときなんと!!!私はほぼPCが使えないという状況だったんです〜。笑。
初めは本当に何も出来なかったので雑用も多かったですが、
上司に色々教えてもらい仕事をこなせる程度には成長しましたし、
オペレーション的な作業の多い仕事でよくある営業さんの納期の無茶ぶりもつきものだったので
データの処理のスピードがかなり上がりました。笑。感謝です。
そこから紙媒体のデザインもやりたくて、
更に県外でも働きたい欲求がでてきて、お金を貯めに県外へ。
お金もたまったのでそのまま就職。
グラフィックデザイナーとして就職して日々奮闘するも、ダメだしの日々。。
一生懸命考えて、デザインを提案しても何度も却下され悔しい思いをして、
何がダメなのか考えても分からなかったりして、更に怒られるという日もあったり。
朝から終電ギリギリまで仕事をしても良いのが出来なくて、
納期もせまってきて結局上司にバトンタッチして上司の仕事を増やすという始末。
申し訳ない気持ちと、出来ない自分に対しての怒りもある日々が続いたりで、沢山悔し泣きもしました。
社長に良く『南風さんは泣き虫だな〜(ニヤニヤ)』と言われるくらい悔しくて泣いてました。笑。
社長もいつもふざけたような人(仕事はもちろんできる)で沢山笑いのある職場ではあったけれど、
技術もいろいろ学ばしてもらいながら、
疑問があればすぐ質問したりして早く認められたい!!と思って仕事してました。
あのときの私は仕事に対していつも余裕が無かったと思います。
そしたらいつしか、楽しむことも忘れて、気付かないうちに心の風邪にかかってしまい、
通勤の電車に乗れなくなり、人ごみに紛れるのが怖くなって、
人ともあまり関わりたくなくなって会社に行けなくなり退職しました。
デザインと少し距離を置いて、少しづつ症状は良くなって、
そしたらデザインすることはやっぱりあきらめられなくて、今に至ります。
デコールで全てのコトが自分の責任となる立場になって、
社長や上司が言っていた言葉が痛いほどに理解できることが沢山あります。
勤め先によっていろいろな思いや葛藤もありましたが、何一つムダなことは無かったと感じています。
世の中にはいろいろな職種があって、みんな色んなコトがあって色んな思いをかかえていると思います。
自分の経験なんてちっぽけなコトかもしれませんが私は私。
デザイナーとして働くようになってから、私はデザイナーって観た目がカッコイイものを作ればいいという訳ではなく、
デザインも『こころ』だといつも感じています。
多分それは全ての職種にもいえることで、お客様がいて自分がいての人と人との繫がりで出来ていくモノ。
楽しいと思えばそのモノから楽しいが伝わるし、
無感情だと単調な何ともないモノになっていくと思います。
どんなに優れた技術があっても、どんなにかっこいいデザインをつくったとしても
そのデザインに『こころ』がないと観た人の『こころ』も動かないし感じないと思うんです。
愛知県で勤めていたときの上司に言われた言葉でとても印象に残っている言葉があります。
〝南風さんはきっとデザイナーでしか活きられない人だと思う〟と言われたコト。
その時は???のみでしたが、ひとつひとつの案件での出会いも楽しいし、
お客さまと作り上げていくデザインも楽しいし、結果がでてるよ!と聞くと更に嬉しい!!
確かにデザイナーを辞めたいと思ったコトはありません!!
デザイナーは成長の限界がないと思っているので、まだまだ成長したい欲求でまくりです。笑。
デコールに携わったお客さまが常に笑顔でいれるように。
ずっと残るモノを制作していきたいと常に考えてお仕事させて頂いてます。
そのためにますます頑張ります!!本当に日々是精進ですよ!!
これはデコール一同が思っているコトです。
なにが言いたいって?
南風のコトを少しでも知ってもらいたかったのです。
それだけです。笑。
専門学校時代の10代の南風。写真を探してみたら、とーっても懐かしい。格好が時代を感じますな。↓
かこ1
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